2012年5月14日(月)

たんや善治郎の真中(しんちゅう)たんは絶品の旨さ!

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

 先週末所用で仙台に行き用事が終わった後、どこに行く予定も無かったので、三大三景の松島まで足を延ばしてみました。当日は陽気の良い日曜日、大勢の観光客が松島を訪れていて、震災前と変わらない賑わいを見せていました。お客さんが大勢いる松島を見て、何かホッとします。

 海岸沿いにある赤いすかし橋を渡って行く瑞巌寺(ずいがんじ)五大堂も、以前と変わらぬ渋いたたずまい。無事とは聞いていましたが、改めて被害がなかったのを確認できました。海岸沿いのお店はほとんどが営業しており、震災の被害は感じられません。1か所瑞巌寺参道入口の古いお店が使用不能になっていたくらいでしょうか。

         瑞巌寺の五大堂

 瑞巌寺(臨済宗妙心寺派、仙台藩伊達家の菩提寺)も現在修復工事中ですが、これは震災前からの工事で、屋根瓦を外した後に大地震が来た。貴重な瓦の被害が無かったのは非常に幸運だったと、ガイドさんが説明していました。その隣の円通院の日本庭園も相変わらず上品で、美しいままです。

 松島を楽しんで仙台駅に戻り、普段あまり寄らない駅ビルの牛タン通りで食事をしようかとなりました。牛タン通りは、伊達の牛たん、利休、喜助、たんや善治郎と並んでいます。利休は渋谷ヒカリエにもオープンしたから東京で何時でも食べられるし、伊達の牛たんはこの間お土産でもらったし。結局、たんや善次郎に入ることにしました。

 普通の牛たん定食以外に、「上撰極厚・真中たん定食」2100円と言うのが目に入りました。まあ折角だから、“真中(しんちゅう)たん”とやらを味わうことにしました。運ばれてきた真中たん定食は、厚さが1cmくらいある厚いタン焼きで、2~3cm幅で縦にカットされ、そこに多数の切れ込みがあります。

 1枚目を食べると、旨い!旨すぎる!塩加減が丁度良く旨味を引き出し、固くも無く柔らかくも無く、噛みごたえが最高です。噛むほどに、口の中で旨さと甘さが調和します。昨晩は久しぶりに国分町の太助(牛タン発祥と言われる老舗店)で食べ、やっぱり太助は美味しいよねなんて言っていたのに、善治郎の真中たんは異次元の旨さです。いつの間にこんなに牛タンは進歩していたのか。牛タンだけに関して言えば、もう国分町に行かなくても良いかな。

 ちょっと高かったけど、真中たんのお土産6枚入り3800円を買って帰りました。翌日家で焼いて食べましたが、これも絶品でした。お店ほどの美味しさは無いけど、それでも都内の焼き肉店で食べるどのタンよりも美味しい。もうペラペラな薄いタンなど食べなくて良い。たんや善治郎の真中たんは、今後私の仙台の定番にさせて頂きます。

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