不動産業界コラム

1-1 土壌汚染対策法

平成15年2月にわが国初めての包括的な土壌汚染に関する「土壌汚染対策法」が施行され、それまであまり考慮されていなかった土壌汚染問題が一躍クローズアップされるようになりました。現在では、土壌汚染対策法の内容も不動産取引にお...続きを読む »

1-2 登記識別情報を使った新登記制度

平成17年3月より不動産登記法が改正され、新しい制度に移行しました。一番大きな変更点は、インターネットを使ったオンライン登記ができるようにしたこと、今まで使用していた「登記済証(権利済証)」に代わって、「登記識別情報」が...続きを読む »

1-3 市街化調整区域の新ルール

都市計画法では同法7条で都市計画区域と都市計画区域外に分けられ、さらに都市計画区域は市街化区域と市街化調整区域に分けられています。ここで市街化調整区域とは、「市街化調整区域とは市街化を抑制すべき地域」と記されています。市...続きを読む »

1-4 事業用借地権の期間延長(最長20年から50年未満へ)

借地権の歴史は、明治42年建物保護に関する法律施行以降は借主(借地人)保護の歴史で、大都市圏では一度貸した土地は地主に戻って来なくなってしまいました。そうなると地主も安易に他人に土地を貸さないようになり、結果土地の新規供...続きを読む »

1-5 筆界特定制度

不動産の売買を行なう場合、通常は必ず土地境界を確定して欲しいと買主側から言われます。土地境界には、民有地同士の境界確定を行う「民民確定」と、道路等の公有地との境界確定を行う「官民確定」があります。一般に官民確定は3カ月~...続きを読む »

1-6 住宅賃貸借の原状回復義務

賃貸住宅の賃貸借契約では、退去する時の原状回復義務はどう表現されているでしょうか。従来の賃貸借契約書は、借主の費用負担で原状回復を行うとなっているはずです。50㎡の賃貸マンションでも床、壁、天井をカーペット交換、クロス張...続きを読む »

1-7 住宅瑕疵担保履行法

構造計算を偽って耐震強度不足の分譲マンションを作ってしまった姉歯事件は、住宅業界を震撼させました。よもやマンション建築の要である構造強度に欠陥があるなんて。しかしより深い問題であったのは、審査する側に審査能力がなかったこ...続きを読む »

1-8 不動産業者を調べるには

平成19年までは不動産市況も活況であり、次々と新設の不動産会社が登場してきました。漢字名もあれば、見慣れないカタカナ会社もたくさんあります。そういう新しい会社から何千万円、何億円もする不動産を買ったり、仲介してもらう場合...続きを読む »

1-コラム 地形・地勢を表す漢字と町名

以前神奈川県内の住宅団地を調べていた折、地元の不動産業者さんから「あそこは谷戸(やと)だったから地盤が悪いんだよ。家が傾いたって、売主のディベロッパーと購入者で結構裁判沙汰もあったんだ。」という話を聞きました。「谷戸って...続きを読む »

2-4 田舎暮らしをする人

 昭和22年から24年に生まれた“団塊の世代”の方々が、大量定年時代に入ってきました。団塊世代の現在の人口は、約670万人。皆さんまだまだ元気だから全員が直ぐには引退しないでしょうけど、今までみたいに会社オンリーと言う生...続きを読む »

2-コラム 大名屋敷跡

 東京都心部では皇居は別格としても、大規模な敷地がいたるところで残っています。現在は、ホテル、大学、病院、公園、神社などに利用されている土地です。これらは、元々何に利用されていた土地でしょうか。  答えは、時代によって違...続きを読む »

3-5 マンションの建替え事業

 国土交通省の推計によると、大都市部を中心に毎年約20万戸のペースでマンションの供給が続いており、平成19年末時点のストック総数は約528万戸、約1,300万人が居住しているそうです。その中で、築30年を越えるストックは...続きを読む »

3-6 マンション建替え円滑法

3-6 マンション建替え円滑法  マンションの建替えは不可能ではありませんが、誰かが膨大なパワーを発揮しない限り相当に難しい代物です。これを法的に支援するために、平成14年12月18日に「マンションの建替えの円滑化等に関...続きを読む »

4-1 コンクリートの性能(強度)

 最近のマンションは、建物構造の性能を謳うものが出てきて、100年住宅、200年住宅をアピールし始めました。床暖房、大理石キッチンも良いのですが、一番重要なのは安全を守るしっかりした構造体ですので、今後この傾向が強くなり...続きを読む »

4-2 建物構造と耐久性

 現代建築物にコンクリートは欠かせませんが、コンクリートだけでは建物の構造が成り立ちません。コンクリートは、押す力には強くても引っ張られる力には弱く、地震などにより外力が引っ張る方向に加わるとコンクリートだけでは持ちこた...続きを読む »

4-3 耐震基準、PML値、IS値

 日本の建築基準法は昭和25年に施行されましたが、その後大きな地震の被害が起こるたびに、建物の耐震基準を高めていきました。ここで耐震基準とは、建築物や土木構造物の設計にあたり、建物・構造物が最低限度の耐震能力を持っている...続きを読む »

4-4 アスベスト除去 

 アスベストがとても怖いものだと思い知らされたのは、1980年にアメリカの映画俳優スティーブ・マックィーンの死因がアスベストによる中皮腫(胸膜の癌)だと報道されてからでしょうか。映画「大脱走」で見せた不屈の男が、ただの建...続きを読む »

4-5 有名設計事務所と設計業務

 大手ゼネコンと言えば、鹿島建設、清水建設、大成建設、大林組、竹中工務店の大手5社ですが、設計事務所での有名どころでは下記が挙げられます。 ・㈱日建設計    東京都千代田区飯田橋 創業1950年 社員数約1,500人 ...続きを読む »

4-7 コンストラクション・マネジメント

 日本の建築業界は、「重層構造」であると言われています。それは頂点にゼネコンが君臨し、その下に専門建築業者(サブコン)、さらにその下に様々な規模の下請け業者が入るピラミッド構造になっているからです。通常のゼネコンの大規模...続きを読む »

5-1 ビル管理(BM)の内容・コストは

 平成10年から始まった不良債権処理案件の中に、破綻した生命保険会社ビル絡みがいくつもありました。渋谷付近に本社があった東邦生命、千代田生命、第百生命、日本団体信用生命は“渋谷系生保4社”と呼ばれ、結局4社とも破綻してし...続きを読む »

5-3 最新のオフィスビルスペック

 不動産の価格でも賃料でも、一番大きな影響を与えるのは立地だ。私たち世代の人間は、不動産業界の先輩からそう教わってきました。しかし、最近のオフィスビル賃貸マーケットでは、たとえ立地が一等地でもビルがしょぼいと、賃料が半分...続きを読む »

5-5 建物遵法性違反と既存不適格

 現在の建築基準法は容積率が定められていますので、新しく建物を建築する場合、必ず指定容積率の範囲内で設計が行われます。しかし、この指定容積率の制限は昔からあった制度ではなく、昭和44年に新しく導入されたものです。それ以前...続きを読む »

5-6 省エネと環境対策

 地球全体の温暖化対策ということで、国別に産業界、家庭ともCO2排出抑制が目標として掲げられています。産業界の内、オフィスビルでも省エネ対策を徹底することにより、電気使用量の削減、引いては温暖化対策が必要となっています。...続きを読む »

5-コラム 江戸の郵便制度を支えたものは

 江戸時代徳川幕府が諸国大名を支配するためには、幕府の命令が短期間で全国に行渡るようにする必要がありました。電話もファックスも無い時代これを支えたのが、文を届ける飛脚(今の郵便制度)です。飛脚は幕府の公文書だけでなく、一...続きを読む »

6-1 宿泊特化バジェット・ホテル

 1990年秋のバブル崩壊後、ほとんどの商品の価格が見直され、「価格破壊」の掛け声のもと低価格化への道を進んでいきました。夜の街ではもつ鍋がブームになり、1000円ちょうどでヘアカットしてくれる「QBハウス」が登場したの...続きを読む »

6-4 ホテル経営(リース、MC、FC)

 本章のバジェットホテル編でも触れましたが、日本全国でものすごい勢いでホテルが建設され、開業しています。ホテル業界に詳しい知人の設計士は、この理由をこう言います。 「地方都市に行けば有効利用の手段が無いんですよ。オフィス...続きを読む »

6-5 ホテルのリース賃料

 ホテル1棟貸しの場合の賃料水準は、どのくらいが適正水準でしょうか。ホテルオペレーターに言わせると、ホテルのシングルルーム1泊の設定料金が、延床面積に対する坪単価と大体一致すると良く言います。例えば、15㎡平均の客室が2...続きを読む »

6-6 ホテルのコストダウン

 普段東京にいると分かりませんが、東京のホテル需要は相当高いものがあります。先日も大阪の知人に頼まれ、ホテルを探したのですが、満室、満室でなかなか手頃なホテルの予約を取ることができませんでした。東京以外の都市なら、よほど...続きを読む »

9-1 共同債権買取機構(CCPC)から始まった不良債権処理

 1990年秋口に平成バブルが崩壊し、その後10数年に渡り、日本の地価は下落の一途を辿りました。バブルがはじけた最初の頃は、土地への融資規制をおこなった三重野(当時の日銀総裁)が悪い、サダム・フセインのせいだ(イラクが隣...続きを読む »

9-3 不良債権の買い方(値付け方法)

不良債権処理が本格的に始まった1998年。第1号案件は、その前年の東京三菱銀行のバルク案件でした。最初は、売るほうも、買うほうも初めての経験で、かなりのドタバタの中での作業だったと聞いています。売る銀行側(seller)...続きを読む »

9-コラム  気の毒な有効活用

 最近、新興不動産会社で「再活(再生活用)」と言う広告を多用している会社も見られます。元々不動産業界では、有効活用=有活という略語があり、ゼネコンの営業、賃貸マンション管理会社等で使われていました。土地の有効活用が本格的...続きを読む »

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