2012年8月28日(火)

銚子で食べた絶品「入梅いわし」

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

8月上旬に銚子に行った折、銚子駅前の「かみち」という和食店で昼食を食べました。夜は「太陽の里」という高級リゾートホテルに泊まるので、昼食は簡単に済ませる予定です。

銚子駅そばの日本料理「かみち」

前知識なく頼んだのが、いわしの刺身定食(840円)と、いわしフライの単品(2枚で630円)。いわしの刺身は表面がちょっと白っぽく、中はきれいな赤色です。その刺身を一口食べると「旨い、旨すぎる!刺身が口の中で溶けて行く!」 刺身で滅茶苦茶美味しい鰯は、フライにしてもとっても美味しい。さくさくしながら、口の中でほろほろ溶けていきます。入梅鰯の刺身

夏からが美味しい入梅鰯の刺身

絶品鰯フライ刺身で旨いのをフライにした絶品の味!

そうか、銚子に来るとこんなに美味しい鰯が食べられるのか。磯牡蠣も魅力的ですが、今追加で食べてしまうと、折角の夜の料理が食べられなくなってしまう。お皿を片付けに来たお上さんに、「いや-、この鰯は本当に美味しいですね。今まで食べた鰯の中で一番美味しかったかも知れない。脂がのって、口の中で溶けて行きますものね。」「そんなに褒めて頂いて、板長も喜びます。地元では入梅いわしと言いますが、秋に産卵するために梅雨入り以降、いわしは沢山餌を食べるようになります。そのため今の時期は脂がのり、脂肪で全体が白っぽくなります。」 なるほど、夏場の鰯はそれで美味しくなるのか。

仕事が終わって到着した「太陽の里」は、まだ開業して何年も経っていない犬吠にあるリゾート旅館です。全室オーシャンビューで、各部屋のテラスには露天風呂もあり、最高に気分が良い部屋です。これなら夜の料理もさぞかし美味しいだろうと、期待は膨らみます。

食事は部屋食ではなく、和食のレストランで頂きます。出てくる料理は、見た目は非常に美しい懐石料理。しかし、マグロや鯛の刺身などで、東京の和食店の味。野菜を炊いた煮物も、感想を聞かれれば「普通」くらい。メインの鯛の蒸し煮は、体長40cmくらいの立派な品物です。しかし蒸し煮ですので、鯛の旨味が逃げてしまったパサパサの味。これなら蒸しより醤油の煮付けにした方が美味しいのに...。

高級ホテルの食事に感動が無かったので、これは名誉挽回せねばと、翌日も再び駅前の「かみち」に参戦しました。今日はもう遠慮しないでたくさん食べよう。そして再び、鰯の刺身に、鰯フライ。これに地元産の磯牡蠣(生2個、確か800円?)と、金目鯛の煮付け(半身、確か1200円?)を頼みました。

鰯料理は昨日同様とても美味しい!普段食べてる牡蠣は新鮮でないので、“火を通した方が良い派”なのですが、ここの磯牡蠣(生)は全く臭みもなく、ミルクに似た甘味があります。フランス人が牡蠣を海のミルクというのは、こういう味だからなのでしょう。銚子の飯岡で採れる磯牡蠣で、夏場の牡蠣が一番大きく、美味しい時期とのこと。

生牡蠣知る人ぞ知る銚子飯岡の磯牡蠣

銚子近海で取れる金目鯛も銚子の名物です。伊豆で食べる金目鯛よりも、脂も乗ってほろっとして強い旨味があります。勝浦の料理店「中むら」で食べた金目鯛煮付も絶品でしたが、銚子の金目鯛煮付も旨い!

4品とも満足のいく素晴らしい食事でした。夏の銚子では、鰯の刺身、鰯フライ、磯牡蠣、金目鯛煮付。この4品は今後定番とさせて頂きます。

銚子さかな料理「かみち」 銚子市西芝町13-6 0479-22-5520

http://www12.ocn.ne.jp/~kamichi/

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