2013年2月11日(月)

一風堂、シドニーにオープン

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

1月25日放映のNTV「未来シアター」で、シドニーにオープンしたとんこつラーメン店「一風堂」を取り上げ、河原社長(60歳)がインタビューに答えていました。

未来シアターのHPには、“現在は国内に64店舗を展開するほか、昨年12月にはオーストラリア・シドニーに進出。日本流のおもてなし精神を持ち込み、「挑戦し続ける」をモットーに現地の人々に愛されるためのラーメン作りにこだわっている。そのためには店のトレードマークである豚骨スープの味を変えることもいとわない。「ラーメンを世界共通言語に」を目標に、さらなる高みを目指している。”と書いてあります。

一昨年シドニーに行った折、昼食時のラーメン店に地元のサラリーマン、OLが行列をなしているのを見て、そうかシドニーの人にもラーメンは受け入れられているのかと感心したのを思い出しました。

ネットの記事を見ると、シドニー一風堂のオープンは2012年12月6日。場所はシドニーで一番賃料が高い(らしい?)ウェストフィールドショッピングセンター6階(マーケットストリートのシドニータワーが建っている場所)。オープン日は早速行列ができたそうです。このお店のコンセプトは「ラーメンバー」とのこと。落ち着いた感じの内装で店内でお酒も楽しめ、一風堂の料理をつまみにアルコールが楽しめるようになっています。

ラーメンの料金は15AUDから20AUD。1AUD(豪州ドル、オージー)は約90円ですので、1400円から1800円。物価の高いシドニーでも結構高い価格設定です。ネットで見た旅行者の方のブログでは、日本の一風堂の味とさほど変わらないとのことでした。

シドニー在住日本人の方のブログを読むと、餃子の王将、小諸そば等も進出して欲しいと書いてありました。店内で餃子の皮を包む王将方式だと職人を育てるのが大変でしょうけど、工場生産の「餃子の満州」方式なら安定した餃子の味を出すことができそうです。

物価も高く収入も高いシドニーなら、まだまだ日本食進出のチャンスは大いにありそうです。

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