2013年5月1日(水)

街中のビール・ブルワリーパブ

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

街中でビールを製造して、できたてのオリジナルビールを出す。そういう格好いいブルワリーパブ(略してブルーパブ)が各地にできているのだそうです。高円寺でブルーパブ第1号店を作った能村夏丘さんは、第2号店として阿佐ヶ谷にもお店をオープン。能村氏のお店にはビール造りを学びに来る人たちが働き、その人たちがいずれ地元に戻ってブルーパブを開く。そのような楽しい動きになっているそうです。

・宇都宮市のマイクロブルワリー(小規模なビール醸造所)で、できたてのビールを飲んだ能村氏が感動。自分でマイクロブルワリーを作りたいと考える。

・ハンドクラフトビール(手作りビール)で有名なのが、アメリカ西海岸。各社独自の醸造法が一般公開され、レシピ本も多数出版されている(オープン・ブルワリー)。このような本を独学で学ぶ。

・能村氏は岡山県の「吉備土手下麦酒醸造所」永原社長からハンドクラフトビールを学べることになり、永原社長の元で修業に励む。製造技術だけでなく経営哲学も学ぶ。

・28歳の能村さんは、2010年に500万円を借金し、高円寺駅近くに「高円寺麦酒工房」を開業。ハンドクラフトビールと軽食を出すブルーパブをスタートさせた。

http://koenjibeer.seesaa.net/

・開業して暫くすると、お客さんの中にハンドクラフトビールを是非学びたいと言う若者が出てきた。修業したいという若者を雇用し、店でビール造りをしてもらいながら勉強してもらう。併せて㈱麦酒企画を立ち上げ、自ら「道場で教える醸造長」に就任する。http://beerkobo.web.fc2.com/

・2号店として「阿佐ヶ谷麦酒工房」を開業。

・店の奥にビールの大型タンクと小型タンクが並ぶ。投資額節約のために、これらのほとんどが中古品を使っている。

・季節やホップ、小麦、酵母によりビールの味が異なり、一定ではない。これがクラフトビールの醍醐味。

日本では酒税法の関係で、大規模ビール製造者にしか長く製造が認められていなくて、大手4社とオリオンビールの醸造所しかありませんでした。1994年に規制が緩和され、年間最低製造数量が2000klから60klに緩和。その規制緩和で地ビールを醸造する数多くのマイクロブルワリーが誕生しています。

ブルーパブは東京だけでなく、地方の街中でも面白い地域興しの材料になりえると思います。

追記)ヤッホービールを展開している長野県佐久市の㈱ヤッホーブルーイングという会社があります。虎ノ門で「よなよなビールの里」という地ビールのお店を出しています。カツオ出汁を入れたビールなど、既存のレシピや製法にとらわれず自由な発想から創ることをモットーにしています。HPを見ると「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」と、自由勝手にビールを作っているのが分かります。

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