2010年9月15日(水)

南西航空を復活してLCCに

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

 ”無駄なもん作ってどすっぺよ”と批判の絶えない茨城空港に、中国のLCC(Low Cost Carrier、激安航空会社)春秋航空が8月に就航しました(上海~茨城)。一番の売りは、とにかくその航空料金の安さ。最安値は片道4000円になるとのこと。ただ、この料金は全体の1割程度で、料金帯は4000円~26000円(サーチャージと空港利用税は別)。座席もめちゃ狭いようなので、もう少し経たないとその実力は分かりません。

 これに続いて全日本航空(ANA)が、LCCの子会社を今年の12月末までに設立する、と新聞に出ていました。骨子は

・全日空が40%、香港の有名投資家ビクターチュウ氏の会社が33.3%、残りの出資は金融、旅行会社、ホテル会社等に出してもらう。

・  関西国際空港を拠点に使う。24時間利用可能で空港利用料が羽田より安い。

・  ANAの国際線が就航していない中国、韓国の大都市に向け就航する。

・  国内線は、新千歳、沖縄方面へ就航する。

 春秋航空の片道4000円まで行かないにしても、沖縄に片道15000円で行けるのであれば、相当の需要はあるはずです。現在正規の沖縄往復料金は、約75000円です。会社が経費を出してくれる出張族以外は、こんな高い料金は出せません。ANAがLCCを沖縄に飛ばず前に、やろうと思えばLCCになれる航空会社が沖縄にはあります。それが南西航空(旧社名)です。

 南西航空は平成5年に日本航空の子会社になり、日本トランスオ-シャン航空と社名を変更しました。本土便はJALがまかない、那覇空港から専ら県内の石垣島、宮古島、その他の離島へ定期便を飛ばしています。

 JALが会社更生法を出したのを契機に、再度完全独立して、激安航空会社のLCCとして生き残りを掛ける。元々沖縄県民の人件費は安いのですから、その他のコストも徹底的に省き、片道15000円で沖縄と本土間を往復する。羽田を使わなくたって、茨城空港を使えば絶対できるはずです(安ければみんな車で茨城まで行く)。やる気になれば、中国、韓国にも国際線を飛ばすことだってできます。

 沖縄は観光メインで生きていくしかないのだから、お客さんを一杯運べるLCCを持つことはものすごいメリットとなります。何で破綻したJALの傘下に残って、何時までも動かないのか。独立して昔の社名の南西航空に戻り、大暴れして欲しいと思います。 

追 記

 南西航空は沖縄のために再度独立すべきだと、熱く語っていた方の話をパクッて書いています。

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