2011年12月20日(火)

日本独自の惣菜パン

都市鑑定アドバイザリー(株) 不動産鑑定士 田中祥司

 土曜日の午前中薬師丸ひろ子のナレーションで放映されているテレビ朝日の「食彩の王国」。何か月か前に惣菜パンを取り上げていました。アンパン、カレーパン、やきそばパン、コロッケパン等々。これら惣菜パンは日本独自のもので、外国では見かけないと言うのです。

 我々にとっては物心付いた時からずっと食べているソウルフードで、外国にはこういう食べ物が無いと言われると、「へえーそうなんだ」と不思議な気分になります。

 何故日本ではパンにおかずを入れて食べるようになったのか?その理由の一つとして、学校給食を上げていました。戦後の食糧難からスタートした学校給食で、主食はパンとなりました。おかずは和風でも、パンに挟んで食べてしまう。それが意外と美味しいので、色々なおかずパンが開発されていったと言うのです。 

 日本の惣菜パンを外国に持っていったら、どういう反応を示すか?私は間違いなく、大絶賛を受けると思っています。焼きそばパン、コロッケパン、カレーパンなどは、万国受けする味だと思います。木村屋のアンパンだけでも、クリーム、ウグイス、ケシアンパンなど10種類くらいあります。

 日本で人気のパン屋さんがコンソーシアムを組んで海外進出する日も、近い将来来ると思っています。 

追記)外国には惣菜パンはないと書きましたが、ロシアのピロシキなどは普通に惣菜パンです。他の国にも結構惣菜パンはあるのでしょう。こういう国だと、余計に日本の惣菜パンが受け入れられやすい素地がありそうです。

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